多気郡明和町 車検 見積もり無料
ダイハツ タントカスタムRS【L375S】にお乗りのお客様から車検のご依頼をいただきました。車検・点検整備はどのようなことを行っているかをご紹介させていただきます。
整備用リフトで車を持ち上げて車検点検整備を行います。
エンジンオイルが交換時期を過ぎていたため交換させていただきました。
エンジンの下部を覗いています。オイル漏れなどがないかどうかを確認していきます。
同時に足回りのゴムブーツ類を点検していきます。ロアアームブーツのひび割れがひどくなっていました。完全に破れて穴が開いているわけではないためこのままでも車検には合格しますが、しばらくすると穴が開いてしまうような状態ですので、予防整備として交換をおすすめさせていただきました。
取り外したロアーアームブーツです。中にはグリスが入っております。破れてしまうとグリスが流れ出てしまい潤滑や保護ができなくなってしまいます。
タイロッドエンドブーツは見た感じそこまで状態は悪くなさそうですが。
取り外してよく見ると細かいヒビが入り始めていました。足回りのゴムブーツ類は破れてしまってもなかなか気づかないことが多く、気づいたころにはダメージを負っていることも多々あります。そのため早め早めに対処しておいたほうが安心です。
続いてブレーキの点検です。極めて重要なところです。ブレーキパッドの残量や作動状態の確認、ブレーキフルードの漏れの有無などを点検していきます。
ブレーキパッドは残量がほとんどない状態でした。新旧比較をしてみると厚みの違いは一目瞭然です。
リアブレーキはドラムブレーキです。こちらもブレーキシューの残量確認、ブレーキフルードの漏れの有無、ドラムとシューの隙間の調整などを行っていきます。
ブレーキの点検が終われば最後にブレーキフルードの交換を行います。車検ごとの交換をおすすめしております。
エンジンルームの点検ではエンジンのエアクリーナーの点検やスパークプラグの点検など消耗品の点検を主に行っていきます。エアクリーナーは汚れが蓄積して真っ黒になっていました。
バッテリーの性能も低下していたため交換を行いました。多少値段は上がりますが長く使用できるよう性能の良いものをチョイスさせていただきました。
新車時から一度も交換されていないと思われるエアコンフィルターはもちろん交換します。このように汚れたフィルターを通った空気を吸っていると思うとゾッとしますね。こちらも車検ごとの交換をおすすめさせていただいております。
最後にスキャンツールでコンピューター診断を行います。異常がないことを確認して点検完了です。すべての作業のご紹介はできておりませんが、おおよそこのような作業を車検点検整備では行っております。