自動車整備・自動車修理
![L375S タントカスタム](https://ts-as.jp/wp-content/uploads/2023/05/IMG_5737_R-1024x768.jpg)
【L375S】ダイハツ タントカスタム メーター内の赤色の水温ランプが点灯したということで入庫しました。赤色の水温ランプはオーバーヒートなど水温が高くなっていることを示しています。
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ラジエタークーラントの液量は問題ありませんでしたので、漏れなどによるクーラント不足でのオーバーヒートではありません。次に疑うのはサーモスタット不良化ラジエターの電動ファンの不良です。電動ファンはエアコンのコンデンサーのファンと共用していますので、エアコンスイッチをオンにして電動ファンを強制駆動させ点検を行います。
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エアコンを作動させると電動ファンが勢いよく回転しエアコンコンデンサーへ空気を引き込みますが、回転が弱弱しく空気の引き込みも非常に弱い状態でした。オーバーヒートの原因は電動ファンの不良によるものと断定しました。
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ラジエター裏の電動ファンを交換していきますが、裏側のスペースがほとんどなく電動ファンの抜き取りが不可能です。ラジエターの固定を外して位置を変え抜き取りスペースの確保を行っていく必要があります。
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ラジエター上部のラジエターコアサポートを取り外すまでにフロントバンパーはもちろん、ヘッドライトの取り外しも必要になりますのでラジエターファンを交換するにしては少し手間がかかってしまいます。
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電動ファンがついたシュラウドを外すためにラジエターホースを外す必要があります。ラジエターホースを外す前にクーラントを抜き取っておきます。
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ラジエターファンシュラウドの取り外しができました。
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シュラウドから電動ファンモーターを取り外します。
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今回は中古部品を使用して修理を行うことになりました。新しいシュラウドを組付けていきます。
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ファンシュラウドの交換ができたら取り外した部品を元通りに組付けていきます。
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ある程度組み付けができた段階でエア抜き作業を行い、電動ファンの動作も問題がないことを確認して修理完了です。