多気郡明和町 ショックの交換
マークXにお乗りのお客様より法定12か月点検をご依頼いただいた際に見つけた、ショックアブソーバーのオイル漏れの修理を行いましたのでご紹介させていただきます。
下回りを点検した際に右前のロアアームにオイル汚れが付着していました。
オイル汚れは上のほうより垂れてきている感じだったため、オイル汚れをたどていくと、写真のようにショックアブソーバーからのオイル漏れだとわかりました。オイル漏れにより乗り心地の悪化、挙動の不安定など悪影響があるため交換をすることになりました。
アブソーバーの交換を行うためにアブソーバーに装着されているABSセンサーの接続を取り外していきます。
アッパーマウントのナットは緩めておき、一つだけ残して落下しないようにしておきます。
そのままではショックアブソーバーが抜けてこないためアッパーアームの接続を外します。
アブソーバーが外れたらコイルスプリングなどを移植していきます。アブソーバーは社外品の設定がありましたので社外品で修理をしていきます。
コイルスプリングは圧縮されて取付されているため、そのまま外すと飛んで行ってしまうため危険です。コイルスプリングコンプレッサーと呼ばれる工具でスプリングを縮めておいてから取り外していきます。
写真のように、外したショックアブソーバーは見事にオイル漏れしていました。
組み換えが完了したショックアブソーバーです。
アブソーバーを元通りに車体に組み付けて作業完了です。本来であれば左右両方交換することが望ましいですが、今回はお客様の意向によりオイル漏れしていた片側のみ交換ということになりました。
