多気郡明和町 車検 軽自動車

ホンダ ライフにお乗りのお客様から車検のご依頼をいただきました。一般的に車検とは「検査+点検整備」のことを表すことが多いです。検査に受かるために点検整備を行うのはもちろんですが、お車に安心して乗っていただくためにも点検整備が必要です。

まずはエンジンルームから点検を行っていきます。バッテリーは専用のバッテリーテスターを使用して性能をチェックします。バッテリー上がりになると車が動かなくなるので性能が低下してきていたら早めに交換を行うと安心です。

エンジンのエアクリーナー、スパークプラグなどの消耗部品の点検などを行います。その他エンジンルーム内の点検は目視点検で終わる箇所が多いです。

続いて車両下部の下回りやブレーキなどの点検を行います。下回りやブレーキは普段見ることがない箇所のためしっかりと点検を行います。

エンジンやミッションからのオイル漏れがないかや、マフラーの損傷はないかなどを点検していきます。

ドライブシャフトのブーツやロアーアームのブーツなどゴム部品が使用されているため、損傷や亀裂がないかを慎重に点検を行います。

続いてフロントブレーキの点検整備を行っていきます。

ブレーキパッドは取り外して残量の測定を行い、面取り、表面の研磨、グリスアップを行ってから取付しなおします。

リアブレーキはフロントと形式が違います。フロントがディスクブレーキに対し、リアはドラムブレーキになっています。

こちらも残量の測定、清掃、グリスアップを行います。フロントと違い隙間調整が必要なため、隙間調整も行っておきます。

4輪すべてブレーキの点検が終わったら、ブレーキのフルード(作動油)の交換を行います。ブレーキフルードの交換は2年に1回をおすすめしていきます。

ブレーキフルードの交換は各車輪それぞれ行います。

最後にヘッドライトの明るさ、照射向きの測定・調整を行います。ヘッドライトのレンズが曇ってきていると明るさも落ちてしまい車検の規定の明るさに足らなくなったりするため、当店ではくもりのあるヘッドライトレンズは軽く磨かさせていただいております。こちらのお車は磨かなくても綺麗な状態でした。

点検整備が終わったら検査を受けに車両を津市にある軽自動車検査協会へ持ち込み、検査を行っていただき問題がなければ車検に合格となります。その後、室内の清掃、洗車などの仕上げを行ってお客様に返却させていただくという流れになります。