車検点検整備 明和町 整備工場
ホンダのN-BOX【JF1】の車検整備をご依頼いただきましたので、車検整備の内容をご紹介させていただきます。
外観検査を行います。ヘッドライトやクリアランスランプ、ウィンカーなどの球切れがないかなどを確認します。
後ろ側も同様に、テールランプやブレーキランプ、ウィンカー、バックアップランプ、ライセンスランプなどの点灯確認を行います。併せて保安基準不適合状態になってしまうような違法改造がないかも確認します。
続いてエンジンルーム内の点検を行っていきます。
バッテリーの点検を行います。専用のテスターを使用してバッテリーの性能を調べます。性能の低下が見受けられましたら交換をおすすめさせていただきます。
ウォッシャー液補充を行います。
ラジエタークーラントの量を確認します。ホンダは長寿命タイプのクーラントを使用しているため交換間隔は長いです。液量が減っていたため補充を行いました。
エンジンのエアクリーナーの点検です。汚れ具合を点検します。汚れの蓄積がひどく、清掃しても落ち切らない場合は交換を行います。
エンジンのスパークプラグの点検です。長寿命タイプのスパークプラグが使用されておりました。走行距離や摩耗具合から交換時期を判断します。
続いて足回りの点検へ移ります。まずはタイヤの空気圧の調整を行います。
タイヤの残り溝の点検、摩耗具合などの点検の他、がたつきなどがないかを点検します。
下回りの点検です。エンジンやトランスミッションのオイル漏れなどがないかを確認します。
ドライブシャフトのブーツやロアーアームのブーツに破れや劣化がないかを点検します。破れてしまっている場合は車検に受かりません。
ドライブシャフトの内側ブーツです。ドライブシャフトがトランスミッションに接続されていますが、接続部よりオイル漏れがないかも点検します。
補機ベルトの点検です。エンジンルーム内から確認するよりも下から見たほうが見やすかったため下から点検を行います。ひび割れなどの劣化、摩耗具合、張り具合の点検などを行います。
エンジンオイルは交換時期が来ていたため交換させていただきました。
続いてブレーキの点検を行っていきます。ブレーキパッドを取り外していきます。
ブレーキパッドの残量の点検を行います。減り具合に若干左右差が出ていますが、残量は問題ありませんでした。
ブレーキパッドは面取り加工、表面の研磨、清掃、グリスアップを行います。
キャリパーのスライドピンにもグリスアップを行います。
スライドピンの動きを点検します。グリスアップを行ったためスムーズに動くようになりました。
ブレーキパッドにもグリスアップを行います。
フロントブレーキが完了したらリアブレーキへと移ります。
ブレーキシューのライニングの残量を点検します。フロントブレーキパッドに比べて摩耗する量は少ないです。
ホイールシリンダー内からブレーキフルードが漏れていないかを点検します。
こちらもフロントと同じように、各部清掃やグリスアップを行います。
続いてブレーキフルードの交換を行います。劣化していきますので2年毎の交換が必要です。
各車輪から古いブレーキフルードを抜き取っていきます。
新しく入れ替わったブレーキフルードは綺麗な色をしています。交換前と比べると一目瞭然です。
点検作業が終わりホイールを取付、トルクレンチを使用してホイールナットを締め付けます。
ワイパーゴムは千切れていたため交換をさせていただきました。
最近の車はスペアタイヤが搭載されていない車が多くなりました。スペアタイヤのかわりにパンク修理液が搭載されています。
パンク修理液には有効期間があります。発炎筒にも有効期限があります。どちらも有効期間が切れている場合は交換をご提案させていただいております。
室内に装着されるエアコンのフィルターの点検を行い、汚れている場合は交換をおすすめさせていただいております。以上のような感じで車検整備は行われます。気になる点などがございましたら是非お気軽にお問い合わせください。
