オイル漏れ修理 三重県多気郡明和町
![L350S タント](https://ts-as.jp/wp-content/uploads/2021/04/IMG_1357_R-1-1024x768.jpg)
車検でお預かりさせていただいたダイハツ タント【L350S】ですが、エンジンの下部よりオイル漏れしており、駐車中にオイル汚れが付着してしまうくらいの量が漏れてしまっていました。
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どこからオイルが漏れてきているかを確認するためにフロントバンパーを取り外します。
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エンジンの前側、オイルフィルターが取付されているフィルターブラケット部よりオイルが漏れてきているのが確認できました。このオイルフィルターブラケットはボルト2本でエンジンブロックに取付されており、接合面にはゴムのパッキンが使用されています。このパッキンが硬化し、パッキンの機能を果たせなくなってしまっていると思われます。
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フィルターブラケットの固定ボルトのうち片側はマフラーの裏側に位置しているため非常に外しにくいです。オイルフィルター、オイルパイプなどを外していきます。
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タントに限らずEF型エンジンの持病のようなフィルターブラケットからのオイル漏れですが、車種によってはマフラー裏のボルトを外すためにマフラーの位置をずらす必要があります。
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フィルターブラケットを取り外した状態です。丸いOリングがパッキンになっていますが、ゴム本来の弾力性は完全になくなっており、カチカチのプラスチックのような硬さになっていました。これを新品に交換したら修理が完了となります。エンジンは様々な部品を組み合わせて作られており、オイルや冷却水、空気の通路などの接合面には必ずパッキンが使用されております。パッキンもゴムや紙、金属のものなど適材適所で材質が変わります。この中でもゴムパッキンは劣化してしまうことが多く、今回のようにオイル漏れにつながったりします。