車の修理 三重県多気郡明和町

MJ22S

マツダ AZワゴンにお乗りのお客様からの修理依頼です。走行中、速度があがっていくにつれて後ろのほうから「ゴー」といううなり音が大きくなり、非常にうるさいとのことで修理の依頼をお受けいたしました。このAZワゴンというお車はスズキのワゴンRのOEM車両です。スズキの車での同様の修理は何件も行ったことがあり、言わば泣き所というか持病なようなものだと考えています。

後ろのブレーキドラムに圧入されているハブベアリング(ホイールベアリング)がダメになりスムーズに回転ができずゴロゴロ音、ゴー音という不快な音を発生させてしまいます。

プレスを使用して圧入されているハブベアリングを外していきます。

抜き取ったハブベアリングです。手で回すとゴリゴリという嫌な感覚があります。過去の経験から、本来再利用不可のハブキャップを再利用したことによる水の混入による故障、ロックナットの締め付けトルク過多によるベアリングの破損など整備する側の問題によって発生しているケースもございました。

当店ではトルクレンチを使用してしっかりと規定トルクにて締め付けを行っております。

ハブキャップも再利用は行わず、新品に交換し水の混入がないようにしております。