AT オートマ 載せ替え

MH21

同業者様からのご依頼で、ワゴンRのオートマチックトランスミッションの載せ替え交換修理を行いました。変速がうまくいかないことがあるとのことでした。

オートマ本体はエンジンに繋がっていますので、締結しているボルトの取り外しを行います。その際に邪魔になるエアクリーナーボックスや、サーモスタットケースなどを取り外していきます。

冷却水のホースやATFのホースを取り外していきます。

シフトチェンジレバーのワイヤーも取り外します。

ここまできてやっと上部の締結ボルトが取り外しできます。下部の締結ボルトやトルクコンバーターとドライブプレートの締結ボルト、ドライブシャフトなども外しておきます。

オートマチックトランスミッションは重たいので落とさないように気を付けながら車体から取り外します。

車両によってはトランスミッション単体では降ろせず、エンジンと繋がった状態でしか降ろせないのですが、今回のワゴンRはエンジンは車体に残したままにして、トランスミッションだけ降ろせたので良かったです。

取り換えするオートマチックトランスミッションは中古品をご用意いただいておりましたので、そっくりそのまま入れ替えて車体に戻します。

元通りに組み付けたら冷却水のエア抜きを行ったあと試乗を行い、異常がないことを確認して修理完了となりました。