多気郡明和町 車検 整備工場
日産 モコ【MG33S】の車検整備のご紹介です。スズキ MRワゴンのOEM車両となりますので中身はスズキの車です。
まずは外観の点検を行っていきます。ヘッドライトなどの各ランプ類が正常に点灯するかなどを点検します。
ブレーキやバックなどの後ろのランプも点検します。
ライセンスランプ(ナンバー灯)が球切れしていたため交換を行いました。球切れは車検に合格できません。
室内の点検も行います。発炎筒やスペアタイヤの搭載されていないお車についているパンク修理剤は有効期限が設けられています。それらの点検を行い、必要に応じて交換を推奨しております。いずれも使用するときは限られますが、いざというときに使用できなかったのでは意味がありません。
続いてボンネットを開けてエンジンルーム内の点検を行っていきます。
ウォッシャー液は補充を行います。
ラジエタークーラントは交換時期が来ておれば交換を推奨、交換しない場合は量を点検し、減っている場合は補充を行います。
バッテリーの点検も行います。専用のテスターを使用して性能を測定します。測定結果や使用期間を考慮し、最適なタイミングで交換をおすすめさせていただいております。
使用期間が長くなってきていたため交換をさせていただきました。
エアクリーナーの点検を行います。汚れがひどくなかったため清掃し、再使用を行いました。
スパークプラグの点検を行っています。長寿命タイプのスパークプラグが使用されており、前回交換より走行距離がそこまで増えていなかったため再使用を行いました。
続いてタイヤの点検を行います。タイヤの状態(残り溝や亀裂など)を点検し、タイヤの空気圧も調整を行います。
タイヤを外したらブレーキの点検を行っていきます。フロントブレーキパッドの残量を点検しています。
ブレーキパッドが固定される金具を清掃しグリスアップしています。
ブレーキキャリパーのスライドピンの点検・清掃・グリスアップを行います。動きが悪くなるとブレーキの引きずりなどを起こしてしまいます。
ブレーキパッドは表面を研磨、角を落としていきます。
ブレーキパッドもグリスアップを行います。
リアブレーキも点検を行います。リアはドラムブレーキとなっております。
キャップ・ロックナットを外していきます。
ブレーキシューの残量の点検・清掃・グリスアップ・すき間調整などを行っていきます。
ホイールシリンダーからブレーキフルードが漏れていないか点検します。
グリスアップを行っていきます。
シューアジャスターを移動させ隙間の調整を行います。
ロックナットはトルクレンチを使用して規定トルクで締め付けます。
ハブキャップは再利用すると防水性が落ちるため再利用不可となります。必ず新品に交換します。
続いてエンジンオイルの交換を行います。
補機ベルトの点検も行っていきます。
サスペンションのロアーアームのボールジョイントブーツにひび割れが見受けられましたので完全に破れる前に交換を推奨させていただきました。
破れてしまったことに気づかないまま使用していると、水やゴミが入ってしまいボールジョイントにダメージを与えてしまい、ゴムブーツの交換だけではすまなくなってしまいます。結果、修理代が高額になってしまうため早めの交換を推奨しています。
ブレーキフルードも定期交換油脂ですので、車検毎に交換を行います。
各車輪から古いフルードを抜き取って、新油と入れ替えていきます。
綺麗に入れ替わりました。
車検の点検項目ではありませんが、室内のエアコンフィルターの点検を行います。汚れている場合は交換を推奨しています。
点検が終わった後はトルクレンチを使用してホイールナットを締め付けていきます。
最後にヘッドライトの光軸調整を行い、点検整備は完了となります。