多気郡・伊勢市・松阪市 車の修理
ダイハツ ムーヴ【L175S】の異音修理、ウォーターポンプ交換修理のご紹介です。アクセルを踏むとエンジンの回転に応じて「ガラガラ」という異音が発生していました。
異音の修理は音の発生源がどこからなのかを調べる必要があります。ボンネットを開けて点検していきます。
エンジンルームからの点検、車両をリフトアップして車体下部から点検を行ったりします。
アクセルを踏んだ時に音が変化するため、エンジン関係から異音だということは間違いありません。下から覗いているとベルトで駆動されている部品からの異音のような感じでした。
ベルトは3本、ベルトを1本ずつ外していき、その状態でエンジンをかけます。異音がなくなったら外したベルトで駆動されていた部品からの異音だということがわかります。
確かめていった結果、ウォーターポンプからの異音だと断定しました。ベルトを外した状態で手でプーリーを回すと少し違和感がありました。また、がたつきも確認できましたので交換を行います。
最初にラジエターのドレンコックからクーラントを抜きます。
作業スペースは広めなため簡単に取り外しができました。
新しい部品は形状が異なっていました。対策品になっているようです。
プーリーも交換が必要になるようで、こちらもセットで交換しました。
元通りに組み付け、ベルトも取付します。
エンジンを始動して異音がなくなっていることを確認します。ラジエタークーラントを抜いたあとはエア抜き作業が必要になりますのでエア抜きを行っていきます。
水温を見ながらエア抜き作業を行っていきますが、メーターに水温計がない車が増えましたので、スキャンツールを使用して水温をモニターしながらエア抜きをしていきます。オーバーヒートせずラジエターファンが作動しているかどうかを確認し、問題がなければ作業完了です。