多気郡明和町・伊勢市・松阪市 車検
![MF33 MRワゴン](https://ts-as.jp/wp-content/uploads/2021/02/IMG_0934_R-1024x768.jpg)
スズキのMRワゴン【MF33S】の車検のご依頼をいただきましたのでご紹介させていただきます。日産ではモコという名前で販売されていたお車です。
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車検でまずはじめに行う点検が外観のチェックからです。違法改造状態になっていないか、基準に適合しない箇所はないかなどを点検します。ヘッドランプやクリアランスランプ(車幅灯・スモールランプ)、ウィンカーなどが正常に点灯するかなどの点検の他、フロントガラスに損傷はないか、ワイパー、ウォッシャーなどの作動を点検しています。
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後ろも同じように、ブレーキランプやウィンカー、バックランプ、ナンバー灯などの点灯確認などを行います。球切れは車検に通らないため交換・修理が必ず必要になってきます。
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室内の点検では発炎筒が搭載されているか、有効期限が切れていないかなどを点検します。発炎筒には有効期間があります。期限切れになったからと言って必ずしも使用できなくなってしまうというわけではありませんが、いざというときに正常に使用できないといけませんので有効期限が切れているものは交換をおすすめさせていただいております。
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最近のお車はスペアタイヤが搭載されておらず、かわりにパンクの修理キットが搭載されている場合が多くなってきました。こちらのパンクの修理剤ですが、上記の発炎筒と同じように使用期限が決められています。いざというときに使用できないと走行ができなくなってしまいますのでこちらも有効期限を確認させていただいて、切れている場合や有効期限が近くなっている場合は交換をご提案させていただいております。
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エアコンフィルターは車検の点検項目には入っておりませんが、お車に快適に乗っていただくため最低でも2年に1回、車検のときに同時交換をご提案させていただいております。汚れたフィルターを通った空気を吸っているというだけでも気分が良いものではありませんよね。
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室内の点検が終わったらエンジンルーム内の点検から行っていきます。エンジンルームの点検では目視による点検が数多く占めます。
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まずはバッテリーの点検を行います。点検の基本中の基本です。専用のテスターを使用して性能の低下具合を見ていきます。バッテリー上がりは車のトラブルの中でもメジャーなものですが、出先で起こってしまうとすべての予定が狂ってしまったりしますので、そうならないように性能の低下具合、お車の使用状況に応じ最適なタイミングで交換をご提案させていただいております。
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ウォッシャー液はもちろん補充を行います。
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エンジンのエアクリーナーを取り外して汚れ具合の点検です。
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エンジンのスパークプラグの点検です。スパークプラグ摩耗によるエンジン不調なども起こってしまうことがありますので、定期的に交換が必要です。
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長寿命タイプのスパークプラグが新車から装着されていることも多くなりました。通常のスパークプラグと違い摩耗状態が少しわかりにくいため、走行距離で管理を行います。今回は走行距離が増えてきていたため交換させていただきました。
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エンジンの補機ベルトです。エアコンコンプレッサーやウォーターポンプ、オルタネーターなどを駆動しています。ベルトはゴムですのでひび割れや亀裂、張り具合が適正かなどを点検していきます。
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ベルトも摩耗していきます。新旧比較するとよくわかりますが、溝が広がっていきます。
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エンジンルーム内の点検の次はタイヤの点検です。空気圧の調整、タイヤの残り溝の測定、亀裂や損傷の点検などを行います。
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タイヤの点検の次は車体の下部、足回り、下回りと呼ばれる部分の点検へと移っていきます。サスペンションや動力伝達のシャフトなどの点検を行います。
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エンジンやトランスミッションからオイルが漏れていないかなども点検を行います。
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続いてブレーキの点検です。車検整備の中でもブレーキの点検は特に重要です。フロントブレーキはディスクブレーキですのでブレーキパッドの残量の確認を行います。
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ブレーキパッドを押さえている金具も汚れが付着しやすいため、ブラシで汚れを落としておきます。
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ブレーキキャリパーのスライドピンには新しいグリスを塗布します。スライドピンの動きが悪くなるとブレーキの固着などが起こりますので、スライドピンのメンテナンスは非常に重要です。
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スライドピンを手で動かしてスムーズに動くか確認をしておきます。グリスを入れ替えるとスムーズに動くようになることも多いです。
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取り外したブレーキパッドは面取りや清掃を行い、グリスアップを行ってから再度組み付けます。
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続いてリアブレーキです。リアはドラムブレーキです。
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清掃、グリスアップ、ホイールシリンダーからのブレーキフルードの漏れがないかなどを点検します。
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ホイールシリンダーのブーツをめくり、中からブレーキフルードが漏れていないかを点検します。
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問題がなければブレーキドラムとブレーキシューのクリアランスを調整します。
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ドラムブレーキを取り外すためにロックナット、ロックナットのキャップの取り外しが必要になりますが、いずれも再使用ができない部品になりますので新品に交換します。
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ロックナットは規定トルクで締め付けます。
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前後ブレーキの点検が終わったら、ブレーキフルードを交換していきます。ブレーキフルードは基本的に2年に1回の交換をおすすめさせていただいております。
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ブレーキフルードの抜き取りは各車輪で行います。古いフルードの抜き取り新しいフルードを循環させていきます。
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色の変化が少しわかりにくいですが、リザーバータンクの中のフルードも新しいものに入れ替わり、綺麗になりました。
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エンジンオイルは交換時期が来ていたため交換を行いました。
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ラジエタークーラントも今回交換時期でしたので交換させていただきました。
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配管内のエア抜き作業を行っていきます。
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最近のお車はメーター内に水温計がなく、冷えているとき熱くなっているときの表示をする水温警告ランプに代わってきています。規定の水温でラジエターの電動ファンが作動するか、冷却系統に異常がないかを確認するためにスキャンツールを使用して冷却水温を見ながらエア抜きを行います。
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ホイールを取り付けた後は必ずトルクレンチでホイールナットを締め付けます。
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仕上げにワイパーゴムの交換を行います。
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もう一つ忘れてはいけないのがスマートキー装着車の場合、電池交換を行います。電池切れになってもエンジンを始動する方法はありますが、いざそういう状況になると焦ってしまうと思いますので車検毎に交換しておけば大抵電池切れになることはありません。以上、ざっとご紹介させていただきましたが概ねこのように車検整備を行っております。当店では短時間車検ではなく、2年に1回の車検だからこそしっかりと時間をかけて丁寧に行うことが大切だと考えております。