三重県多気郡明和町 自動車修理・車修理
日産 キューブ【Z12】 ブレーキ修理事例のご紹介です。エンジンを切ってしばらく時間を空けるとブレーキペダルの踏み込みがかたくなり、思い切り踏まないとプッシュスタートスイッチでエンジン始動ができないという症状です。ブレーキペダルを踏みこんで、ブレーキスイッチが反応しないとエンジン始動ができなくなっていますが、ペダルがかたいため結構な力で踏み込まないとエンジン始動ができませんでした。
エンジンを切ってもブレーキマスターバック内の真空状態が保持されていないといけないのですが、気密府不良により大気圧になってしまい、ペダルの踏み込みが固くなっているようでした。バキュームホース内にワンウェイバルブが入っているため、まずはそちらを点検してみましたが問題ありませんでした。そうなるとブレーキマスターバック内で気密不良になっているということになります。
ブレーキマスターバックを交換するためにワイパーなどを取り外してスペースを広げないと、狭いエンジンルームから取り外しできません。
マスターシリンダーも取り外ししないと狭いエンジンルームから取り外しできそうにないため、マスターシリンダーも取り外します。
マスターバックの表側はこれで邪魔になるものはないですが、裏側はブレーキペダルにつながっているため、意外と長さがあります。そのためすき間ギリギリでしか抜いてこれそうもありません。
車内へ移り、ブレーキペダルとの接続を取り外していきます。
ようやく取り外しができました。中古部品を使用して修理を行っていきます。
マスターバックを元に戻していきます。
取り付けが完了したらブレーキ配管のエア抜き作業を行っていきます。作業完了後、不具合症状が発生しなくなったことを確認し、修理完了です。