自動車整備・自動車修理
三菱 ミニキャブバン【U62V】 走行後のホイールの表面温度に左右差があり、片側が手も触れられないほど熱くなってしまっているということで入庫しました。
お車をリフトアップした状態でタイヤを回してみると、固着しており回りが非常に悪くなってしまっていました。固着によるブレーキの引きずりが起こってしまっていました。
ブレーキキャリパーのピストンが固着により戻らず、ブレーキペダルを踏んでいない状態でもブレーキが効いた状態となってしまっていると思いますので、ブレーキキャリパーの整備を行っていきます。
ブレーキキャリパーのオーバーホールを行っていきます。
ブレーキキャリパーを取り外ししました。
ブレーキピストンを少しずつ押し出していきます。ダストブーツに隠れていた部分の錆が見えてきました。
ブレーキキャリパーからピストン、ピストンシール、ダストブーツを取り外していきます。構成部品は非常に少ないです。
ブレーキキャリパーのピストンは錆や腐食がひどいため再利用ができない状態です。
ブレーキキャリパー内部はポリッシャーで研磨して綺麗にしておきます。そのあと新品のキャリパーピストンを組付けていきます。
ブレーキキャリパーのオーバーホールが完了しました。
ブレーキキャリパーを取付し、ブレーキフルードの交換を行って作業完了です。