中古車の納車整備ご紹介
販売させていただきました日産エルグランドの納車整備の様子をご紹介させていただきます。作業内容のすべては網羅できておりませんが、当店では納車整備をこのように行っているということがご理解いただければ幸いです。
消耗品の代表でもあるワイパーゴムの交換を行います。もちろん前後ともすべて交換させていただきました。
非常時に使用する発炎筒には有効期限がありますので、有効期限を確認し期限切れになっているものは交換を行います。
定期的に交換が必要なエアコンフィルターももちろん交換させていただきました。
こちらのエルグランドは後ろにもエアコンフィルターが装着されているためこちらも交換を行いました。
スマートキーの電池も交換させていただきました。
古くなって性能の劣化していたバッテリーも交換を行いました。
エンジンルーム内の点検です。エンジンのエアクリーナーの点検です。汚れの蓄積はそこまでひどくない状態で、清掃後そのまま再利用できるような状態ではあります。
それでもやはり新品に交換したほうが気持ち良いので新品に交換を行いました。
油圧パワステのお車ですのでパワステフルードも交換を行いました。
ブレーキの点検です。フロントブレーキパッドの残量は問題ありませんでした。
リアのブレーキパッドの残量もまだまだたくさん残っておりました。
ブレーキパッドは面取りを行い、グリスアップをして組み付けます。ブレーキキャリパーのスライドピンの動きも確認し、こちらもグリスアップを行っておきます。
リアブレーキ内部にはパーキングブレーキの機構が入っているため、パーキングブレーキの調整もしっかりと行いました。
ブレーキフルードは車検ごとの交換が必要になりますので、漏れなく交換を行います。
各車輪からブレーキフルードを循環させ抜き取っていきます。
エンジンオイル、オイルフィルターはメンテナンスの基本中の基本です。当たり前ですが交換を行います。
エンジンの補機ベルトの点検です。エンジンオイルの漏れや水漏れなどがないかも確認しておきます。
ベルトも劣化し、溝が広がっておりました。交換のタイミングとしては良かったと思います。
ラジエタークーラントも交換を行います。ラジエターキャップも併せて交換しました。
タイヤも細かいひび割れや、残り溝が少なくなっていたため交換を行いました。
最後にエアコンガスの規定量充填を行います。エアコンガスの量は重量管理されていますので、安易に補充を行うと入れすぎてしまう恐れがあります。そのためエアコンガスをいったん抜き取り、再度規定量を充填する必要があります。こちらのお車は920gが規定量になります。
専用の機械を使用して抜き取り、規定量充填を行いました。ご紹介は以上となりますが、その他にもしっかりと点検整備を行っております。中古車という性質上、突発的に起こる予測できない故障などは防ぐことが難しいですが点検の結果予防できる箇所についてはあらかじめ予防できるよう心掛けております。