三重県多気郡明和町 自動車修理・自動車整備

JB3ライフダンク

ホンダ ライフダンク【JB3】の修理事例のご紹介です。走行中や旋回時に足元からカタカタ・バキバキという異音がするということで入庫いたしました。

試乗してみるとすぐに異音が発生し症状の確認ができました。運転席足元付近より音がするため、まずは異常がないか目視点検や緩みがないかなどを確認します。

ドライブシャフトからの音のような感じでしたので、ドライブシャフトブーツの破れがないか確認してみましたが特にブーツの破れはありませんでした。ドライブシャフトからの異音の場合、ドライブシャフトブーツが破れ、気づかないまま走行を続けてしまいグリスがなくなり焼き付きを起こし異音がしてしまうケースが多いですが、今回はそのケースではなさそうです。

色々点検した結果、やはりドライブシャフトからの音で間違いなさそうでしたので、取り外して点検してみます。

アウタージョイントをハブから抜き取ります。

インナージョイントをミッションから抜き取ればドライブシャフトが摘出できます。見た目ではやはり何も違和感がありません。

ドライブシャフトブーツをめくり、ジョイントを点検します。グリスの粘度も問題ありません。

グリスをふき取ってみたところ、ジョイントのケージが割れてしまっていました。これが原因で確定です。

破損していたアウタージョイントを交換する方法での修理も可能ですが、純正部品の部品代が非常に高額なため社外品のドライブシャフトを使用して修理することになりました。部品代も安価で万が一の不具合の際の保証もついておりますので安心です。

ドライブシャフトをまるごと新しい部品に交換を行い、各部の調整を行い交換作業は完了です。部品交換後、試乗を行い不具合が解消されたことを確認し修理完了となりました。