多気郡明和町 タイミングベルト交換

UCF30セルシオ

トヨタ セルシオ UCF30後期型のタイミングベルト交換作業を行いましたので、ご紹介させていただきます。今でも人気のある30後期のセルシオです。タイミングベルト式のエンジンですので10万kmごとに交換が必要です。

高額車両だったセルシオのエンジンルームはこのようにいたるところがカバーに覆われていて、見えているところがほとんどありません。

まずはエンジン回りのカバーを外し、エンジンなどが見える状態にすることから始まります。縦置きのエンジンのため、ラジエターを外してしまえばエンジンの前部が丸見えとなり、作業性はそこまで悪くはありません。

まずはラジエターを外します。アッパーホース、ロアーホース、ATFクーラーのホースをそれぞれ外せば写真のように丸ごと外れます。

ラジエターが外れればこのようにスペースも広くなり、丸見えの状態になります。続いて補機ベルトを外していきます。

補機ベルトを外したら、タイミングベルトカバーを外していきますが、オルタネーターを取り外し、エアコンのコンプレッサーをいったん横にずらしておかないと外れない構造になっています。そのあたりで多少手間はかかりますが、順番に取り外していけば特に問題はありません。

V型エンジンのためタイミングベルトは少し長めのため、取付位置を間違えないように組み付けしないといけません。

新しいタイミングベルトを組み付けし、クランクを2回転させ、カムシャフトの合いマークがずれていないことを確認します。確認ができれば組み付け作業に入っていきます。

オルタネーター、エアコンのコンプレッサー、タイミングベルトカバー、ラジエターなど、取り外した部品を組み付けしていきます。組み付けが完了したらラジエタークーラントを注入し、エンジンを始動させます。エンジンが問題なく始動したら、ラジエタークーラントのエア抜き作業を行い作業完了になります。合いマークがあっていることを確認してから組み付けてはいますが、やはりエンジン始動時は緊張します。伊勢市や松阪市、多気郡明和町でタイミングベルトの交換はおまかせください。