三重県 整備工場・自動車修理
![ハイエース 100系](https://ts-as.jp/wp-content/uploads/2021/05/IMG_1439_R-1024x768.jpg)
トヨタ ハイエース 100系のタイミングベルト交換を行いましたのでご紹介させていただきます。100系ハイエースはガソリンエンジン、ディーゼルエンジンどちらもあり、その中でも年式等によりエンジン型式が異なります。今回のハイエースはディーゼルエンジン、エンジン型式5L エンジンとなります。
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ハイエースのエンジンは運転席、助手席の下についておりますので、まずは運転席を取り外していきます。
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運転席下のカバーを外すとこのようにエンジンが見えてきます。エンジンの前側のほうは少し見えにくく、ラジエターファン、ラジエターホースなどで隙間が狭いです。
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ラジエターを外して作業を行っていくため、ラジエタークーラントを抜き取っておきます。
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ラジエターファンやラジエターアッパーホースを取り外します。
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次にエアコンベルトやファンベルトなどを外していきます。タイミングベルトカバーを取り外したいのですが、ベルトのプーリーがカバーの目の前にあるため取り外すことができません。
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プーリーのステーを外すにはエアコンのコンプレッサーを取り外す必要があります。コンプレッサーは完全に取り外す必要はなく、少し避けておきます。
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コンプレッサーの裏側にボルトがあるためコンプレッサーを移動させるというひと手間がかかります。
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アイドラープーリーが取り外しできればタイミングベルトカバーまであと少しです。次はクランクプーリーを取り外していきます。
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クランクプーリーが錆で固着しており専用工具を使用して抜き取りました。
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タイミングベルトカバーが外せられればタイミングベルトが丸見えとなります。
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タイミングベルトはその名の通り各ギヤが適切なタイミングで回るようにしているベルトです。ベルトが切れてしまうと適切なタイミングで動けなくなってしまいエンジン内部の部品を破損させてしまいます。非常に重要な役割を持っています。ベルトを取り外す前に各ギヤの位置を合わせてからベルトを取り外していきます。
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タイミングベルトです。ベルトをギヤに取付する際、取付位置がずれてしまうと作業失敗です。非常にシビアな作業となります。
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エンジンの冷却水(クーラント)を循環させるウォーターポンプも同時に交換しておきます。
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ウォーターポンプ取り換え完了です。
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画像がぶれてしまい申し訳ありません。新しいタイミングベルトを取付位置を間違わないよう注意しながら組み付けます。
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あとは外したものを組みなおしていくだけです。タイミングベルトカバーの取付です。カバーの真ん中から飛び出すウォーターポンプも新品に交換したため、当たり前ですがピカピカな状態です。
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ラジエターファンを取付する際にラジエターのフィンを傷つけてしまわないように段ボールでカバーしておくと安心です。
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取り外しのしにくかったアイドラープーリーを戻していきます。
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エアコンのコンプレッサーも戻していきます。
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ファンモーターも取付完了です。もう少しで完成です。
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補機ベルト・ラジエターホースなどを取付します。このあとラジエター液を注入し、エア抜き作業を行ってすべての作業が完了です。このようにタイミングベルトは交換するのに少し手間がかかりますので工賃が少しお高くなってしまいます。