ベルト鳴き修理 多気郡明和町
日産 NV200【VM20】の異音修理事例のご紹介です。異音修理と言っても補機ベルトがベルト鳴きするキュルキュルという音の修理となります。雨の日やエアコンをかけたときなどエンジンルームからキュルキュルやキューという音がする場合はベルト鳴きしている可能性があります。
こちらのお車もキュルキュルとベルト鳴きを起こしていましたので修理を行います。ベルト鳴きの場合は大きく分けてベルトの張り具合が緩くなってしまっている場合、ベルト自体が摩耗消耗している場合に分けられます。
このお車の補機ベルトは1本でエアコン、オルタネーター、ウォーターポンプを駆動しています。運転席側のホイールを外し、その奥のカバーをめくればベルトは丸見えです。
ベルトの状態を確認してみたところ、そこまで悪い状態には見えなかったのですが交換履歴は不明でしたので、安心のためにも新品交換を行います。
まずはベルトテンショナーの固定ボルトを緩めます。
次にアジャストナットを緩めていきます。
アジャストナットを緩めていけばベルトは簡単に取り出すことができます。
ベルトの新旧比較です。摩耗すると溝の部分が広がっていってしまいます。
テンショナープーリーも状態があまりよくないので同時に交換しておきます。
テンショナープーリを比較してみました。古いものはプーリーの表面が荒れています。
テンショナープーリーとベルトを交換しました。交換後ベルト鳴きの音がしなくなったのを確認して作業完了です。