自動車整備・自動車修理

ハイエース KDH200

トヨタ 200系ハイエース【KDH200V】の車検整備事例のご紹介です。車検点検整備ではどのような点検を行っているのかなどをご紹介させていただきます。

車検整備で最初に行うのは外観の点検からです。保安基準にみたない違法改造状態ではないか、ヘッドランプなどの状態を点検したりします。ヘッドランプ・クリアランスランプ(ポジションランプ)に球切れや色など異常がないかを確認します。

後ろ側も同じように、ブレーキランプなどの点検を行います。

ワイパーやウォッシャーの動作も点検を行い、ウォッシャー液は補充します。

スペアタイヤ搭載車はスペアタイヤの点検、スペアタイヤがなくパンク修理キットが搭載されているお車の場合はパンク修理液の有効期限が切れていないかを点検します。

続いて車体の下部、下回り・足回りと呼ばれるところの点検を行っていきます。

オイル漏れ、燃料漏れ、各部損傷がないかなどを丁寧に見ていきます。

ブレーキの点検を行っていきます。フロントブレーキはディスクブレーキです。

ブレーキパッドを取り外して、残量の測定・清掃、グリスアップなどを行います。

ブレーキのグリスアップは重要です。グリスアップや清掃を行わないと動きが悪くなってしまいます。

リアブレーキはドラムブレーキです。こちらもフロントと同様、残量確認・清掃・グリスアップなどを行います。

エンジンのエアクリーナーも車体下部にありますので、このタイミングで点検を行います。

ラジエタークーラントは長寿命タイプが採用されておりましたが、交換時期が来ていたため交換を行います。

交換後は液量のレベルも合わせます。

ブレーキフルードも交換時期が来ていましたので交換を行っていきます。

新しいブレーキフルードを補充しながら、古いフルードを抜き取っていきます。

各車輪から古いブレーキフルードを抜き取っていき、新しいブレーキフルードに循環させていきます。

新しいブレーキフルードに入れ替わりました。

エンジンルーム(シート下)の点検風景の画像を撮影するのを忘れており画像がありません。すべての点検作業が終わったら最後にヘッドライトの光量・光軸の調整を行い作業完了です。